11.14.2017

ご案内:ヒンメリのワークショップ






日に日に陽が短くなり
闇に包まれる冬の夜
太陽の光の暖かさに感謝し
内なる光をみつめて過ごす冬至までの時期

想いを手仕事に込める時間を
わかちあえたらと思います



 


11月23日(木・祝)藤野料理教室にじさんにて
草花をあしらったヒンメリのワークショップを
開催させていただくことになりました。
































*

麦わらを繋いでつくる多面体の
幾何学的な形の連なりが美しいヒンメリ。
ヒンメリは古くから、フィンランドで冬至のころ、
太陽神を祭り農耕神への収穫祭として伝統的に行われている
ヨウル(Joulu)という祭の装飾品でした。

北欧の雪に閉ざされた暗い冬を、
太陽の輝く季節を心待ちにしながら、翌年の豊穣を祈り、
その年に収穫された新しい麦の藁を使って家族で作り、
食卓の上に吊るします。
ヒンメリ(Himmeli)の語源はHimmel、
スウェーデン語で「天」を表します。
ヒンメリを、天へと繋がる光の道すじと考えていたのです。
(参考文献『ヒンメリ フィンランドの伝統装飾』)


 

新しい麦の藁には、穀物の精霊が宿っているといわれるそうですが、
太陽の光の恵みをたっぷりいただいた麦を
夏至のころに収穫し、
冬至のころに天へ捧げるという行為にも
この星の自然の営み、宇宙のリズムと光を感じる
大きな意味があるように思います。

 


今回のワークショップでは、基本的な大小の八面体のヒンメリをつくり、
藤野周辺の野山の植物をあしらいます。
八面体の幾何学的な美しさに自然の姿のままの植物の美しさが重なり、
そこに一つの世界が形づくられるように感じます。
ながめていると風や空気のゆらぎを感じ、
金色の麦わらの色や 壁に写った影に光を感じます。

クリスマスのオーナメントやプレゼントにもふさわしい、
冬が過ぎても季節の移ろいとともに自然を感じられるヒンメリを
ご一緒につくりませんか。

 



開催日:11月23日(木・祝)

時 間:10:00〜12:00

場 所:藤野料理教室にじ(相模原市緑区日連)
   (JR中央本線 藤野駅よりバス5分 杉西バス停下車・
    駐車場はありません。金剛山駐車場をご利用ください。)

持ち物:鉛筆、定規、工作はさみ、
   (あれば)とじ針(なるべく長く、細めのもの)

参加費:2000円
 

ご希望の方にはWS終了後
料理教室にじの越野美樹さんより+1000円で特製ランチをお出しいたします。

 

サニーサイドウォーク期間中(11月)は、
藤野日連(ひづれ)地域の各会場で、

様々なイベントや手仕事・クラフト品の販売があります。
気になる会場をハシゴしながら、日に日に秋が深まり紅葉の美しい
藤野をお散歩してみてはいかがでしょうか。
こちら「藤野料理教室にじ」でも、出店日時には、楽器、
虹染め布、ポストカード、オーガニック商品、
れんこん、みかん他を展示販売しております。
ワークショップ以外でもお気軽にお立ち寄りくだい。

 


お申し込み:下記のアドレスへお願いします。
藤野料理教室にじ
contact*kosibun.jp
一週間前から30%、前日70%、当日100%
のキャンセル料を承ります。

ヒンメリについてのお問い合わせ:栞草までお願いします。
sihorigusa*gmail.com
(*を@に変えて送信してください)

どうぞよろしくお願いします。