8.18.2021

ご報告:野草料理教室ー夏



先週の野草料理教室に
ご参加ありがとうございました



今回のワークショップは地元藤野の里山長屋という
素敵な木造りの集合住宅の住人である
ゆみこさんのご協力により
共用スペースを使わせていただき実現しました

参加者が集まるののを待っているとき
折しも登場したやはり長屋の住人である
池竹則夫さん
寝起きでちょっとよれよれしてました(失礼)が
知るひとぞ知るというか
藤野では一目も二目も置かれる
いや唯一無二の存在、超有名人
野山のフィールドワーク・調査をお仕事とされている
山野草のプロでいらっしゃいます

せっかくだから周りに生えている野草を教えてくださいよぉ
と無茶振りしてみたら、今日の仕事の予定が変わったから
30分くらいだったらいいですよ〜なんて言ってくれて
突如予定変更
願ったり叶ったりの企画からスタートしました






この里山長屋では自然との共生や循環をテーマにされていて
屋根に草を生やし、雨水利用したり、鶏飼ったり、
畑も自然栽培だったり、建物も周りの野山に溶け込んでいて
とても素敵なところです

にわとり達が、お手製の囲いの中でリラックスして
気持ち良さそうで、見ている私たちも幸せな気持ちになりました
参加者のお一人のお子さまも
にわとりさんに会えて嬉しそう
手を差し伸べたり(しても突かれない!)
終始ごきげんでした



植物も栽培している野菜やハーブ、お花と一緒に
野草ものびのびと生えていて
今回使おうとしていた
ツユクサ、カキドオシ、カタバミのほかにも
スベリヒユもちょっと多肉加減がとても美味しそうで
急遽寒天寄せに使うことにしました

他にも葉のつき方によるシソ科の見分け方(カキドオシはシソ科)や、
ヤブガラシは蜂が集まってきやすいから気をつけるようにとか
山から拾ってきた実がこぼれ落ちて生えてきたらしいオニグルミな
お庭を案内していただいただけでも
かなりのお勉強になりました
池竹さん、ぜひ二回めをお願いします!

気を取り直して料理にとりかかったときは
13時近くなっていましたが..

メニューは以下の6品でした
ヒトミズのページで説明しているので
よかったらご覧くださいね



・黒米入り笹の葉ちまき
・露草とキヌアの寒天寄せ(+スベリヒユ、茄子のソテー)
・カタバミのサラダ
・垣通し(カキドオシ)の豆腐カプレーゼ
・茗荷竹(みょうがたけ)の夏野菜ソテー添えそうめん
・百合の花の梅肉和え

























ばたばたながら、参加者のみなさまのおかげで
材料を手分けして切り、炒め、茹で...
料理は思ったより早く完成
みんなわたしより手際がいいのじゃないかしら




時間がおしてしまい申し訳ありませんでしたが
楽しんでいただけてよかったです
お料理もおいしくいただけました

何からなにまで楽しかった一日

その後、予期せぬハプニングにより
長屋に留め置かれ
待つ間ゆみこさんと深い話もできて
私にとってはギフトのような時間も過ごす
というおまけ付き

本当に長〜い一日でしたが
私の心の中深く残る日となりました
ありがとうございました



12 aug 2021






8.07.2021

野草料理教室のご案内

 


隔月で開催している野草料理のワークショップを
地元の藤野でも急遽8/12に開催することになりました








自然のなかで強くたくましく育つ
野草のエネルギーを取り入れられたらと思い
暑い夏を涼やかに過ごし、
食べることを楽しめるような
献立を考えてみました

春に柔らかな芽を出した野草も、
夏の日差しを浴びて強く丈夫に
つまり硬さを増しています
柔らかな葉をさっと調理して
という楽しみ方は難しくなりますが
香りを活かし工夫して取り入れてみましょう

メニューは
・黒米入り笹の葉ちまき
・露草とキヌアの寒天寄せ
・カタバミのサラダ
・垣通し(カキドオシ)の豆腐カプレーゼ
・茗荷竹(みょうがたけ)の夏野菜ソテー添えそうめん

その他、ちょっと硬めですが
自生している三つ葉、セリ、
前回紹介した山椒オイル
あればノカンゾウ・山百合なども使います


黒米入りちまきは端午の節供に考えた
ほんのり甘いおやつ系のちまき
笹の葉は夏にならないと大きくならないので
本来なら夏に使えたらなと思っていたので
香りのよい今の時期がベスト?
当日蒸し上げるのが楽しみです

















ツユクサは食感
カタバミは味わい
カキドオシとミョウガは香り
それぞれ独特の風味があって
特徴をいかしたお料理ができたら楽しいですね

















7月の教室にご参加できなかった方からのリクエストで
ほぼ同じメニューをつくります
時期が約1ヶ月ずれていますので
当日変更もあるかもしれませんが
野草料理の枠にとどまらず
わたしの野菜料理のエッセンスを
お伝えする内容となっております

日程が急ですがピンときた方はどうぞご参加ください

※写真は調理のイメージです。
旬の野生のものを使うため
直前まで献立の調整を行います。
メニューや使用する野草が
変更になることもありますのでご了承ください。

日程:8/12(金)11:00位〜14:30位(交通機関による)
 
受講料(テキスト、税含む):6,000円
(地域通貨500萬使用可能)

開催場所:里山長屋
JR中央本線 藤野駅より
(お申し込みの方には詳細をお伝えします)

講師 横山 ゆき乃
シロテナリcafe 運営
春は恒例の山菜摘み、夏休みはキャンプ、
秋は田圃でイナゴ捕り、休日のお出かけは山歩きという
里山暮らし好きな両親の元で育つ。
保存食や伝統的な料理を調べて作ったりが好きで、
6年前から自然豊かな山梨県にほど近い藤野で暮らす。
地域の野菜を活かした料理を菜食カフェ・シロテナリで提供、
地元のグループで固定種の大豆を育て
麹づくりから味噌や醤油を仕込んだり、
自然からの恵みを大切にしている。
クシ・マクロビオティック・インストラクター

キャンセルポリシー
お申し込み頂きますとお席と食材準備のため
ご入金の有無に関わらず以下のキャンセル料が発生します。
ご理解くださるようお願いします。
〜2日前 50%
前日以降   100%




この講座のお申し込みは締め切らせていただきました
たくさんのお申し込みありがとうございました









7.31.2021

野草の蒸留と天然ボディパウダー作りの会







野草の蒸留と天然ボディパウダー作りの会を
代々木上原のマクロビオティック・スクール・ジャパンにて
7/27に開催しました


*
古来より薬効がみとめられ
暮らしの中に息づいてきた
野草のカキドオシを蒸留しました

前日摘んできたカキドオシから
葉を摘み取りガラスの蒸留機に入れます

摘んでいると
草の香りが部屋じゅうにひろがりました



*



水が温まるまでは静かな時間

沸騰してから
だんだんと蒸気が立ち昇ってきて
その蒸気が冷やされて
また水滴にもどる循環を
目の当たりにしました

*
蒸留している約1時間の間には
数年前から作っている
天然のボディパウダーをご紹介しました

シルク、珊瑚、クレイ、植物デンプンの粉を
好きな配合で混ぜ合わせ
エッセンシャルオイルで香りづけします

どんな香りにするのか迷ってしまいますが
この香りを選ぶ過程は皆さまほんとうに楽しそう

部屋じゅうがいい香りで満たされて
心も満たされます


*
そして蒸留されたカキドオシは
すっとしたグリーンの野山を思わせる香り
ハーブティにしてもとても清々しく美味しいです

蒸留水にもお好きな香りをつけていただき
ミストをつくりました

植物のエネルギー
皆様のワクワクのエネルギーを
をたくさんいただいた
美しい時間でした


マクロビオティックスクールジャパンの未央さんには
会の企画や空間をご用意いただき感謝です

ご参加くださった皆さま
ありがとうございました




*
カキドオシ

とても生命力のある草で, 地面を這うように茎(ランナー)を伸ばし, 根を下ろします.
垣根の下も通ってひろがるほど次々と蔓延ることから「垣通し」の名前がつきました.
子どもの癇の薬にすることからカントリソウ(癇取り草)などの別名があり.
消炎作用, 鎮静作用, 利尿作用, 胆石・尿道結石への効果もあるとされる.
湿疹の幹部に煎じ汁を直接塗るとよいともいわれていて, 皮膚のかゆみを沈静化させるようです.

冷え性や妊婦への服用はさけるようにしてください. これは陰の気が強いからと思われます. 
上へ横へと伸び広がる野草, とくに香りや薬効など成分の濃い草は, 総じて陰性が強く,
体を冷やす性質を持っています. 

夏の盛りの時期に上手に取り入れるとよいのではないでしょうか.




 

11.06.2020

お話し会はじめます

 


ブログへの投稿は

ずいぶん久しぶりになりました

これは

先月の新月に想ったことなのだけど

あっという間に半月ながれ
満月を過ぎて私の中で
満ち満ちてきてるようなので
ちゃんとした形もないままに
リリースします






























これからやりたい事

私は今ヴィーガンカフェを運営し
日々ばたばたと仕込みしたり
こうやって投稿したり
たまにゆっくり時間を作れると
オーガニックオイルで香りを調合したり
野菜や植物からエッセンスをいただいて
何か産み出すということをしています

半年以上前に
お話し会を開きますとお知らせしました
ありがたいことに
お申し込みくださった方がいたのだけど
なかなか出歩けないことになり
しばらくお預けとなりました

また出歩けるようになってからは
幸い場所がみつかりカフェの運営に
一番の時間を使ってきましたが
やはりそれだけが自分ではない
という気持ちも強くあり
やってみたいなと思うことは
拙いながらもやってみようという
想いにいたりました

ひとつはお話し会
お話し会と言っても
講演会のような集まりではなく
個人セッションのような
一対一、もしくは少人数で

もうひとつはお料理会
以前開催していましたが
最近は忙しさに追われ
随分とご無沙汰していました

お料理会については
また改めてお知らせします

*


今日はまずお話し会について



















お話し会のテーマは
ずばり たましい
魂の旅路のお話です

私たちの魂はそれぞれ
途方もない旅路を辿って
今を生きています
それぞれが唯一無二で
こうと決まったものはないのだと思います

でも私たちは日々を懸命に生きていると
魂の意図したことや感じていることに
気づけなくなっていたりします
そうするとなんだかすっきりしない
居心地の悪さを感じたり
不安になることもあるでしょう

私のお話は鑑定とかリーディングとは違って
私が経験したことから
私が真実と思っていること
体験したことをシェアします

私は特別というわけではないけれど
ある時から自分の体験する人生が
まるで映画のようにドラマチックになりました
自分ではありえないような体験をしている!
と感じたのですが、
それはそれまで感じたり気付く感度が
低かったからで、誰でもこんな体験は
してるのだと思います

魂というとざっくりしているので
もう少し細かくいうと
私の魂が興味のあることは
人間関係 パートナーシップ
ソウルメイト ツインソウル
みたいです

付随して
エネルギー 陰陽五行
女性性・男性性
私たちの使命についても
私の考えは独特かもしれません

私が心を開いて深いところで感じたことを話すと
多くの方がご自身の深い体験を語り出したり
心を開いてくださいます

私の話というより
お互いにシェアする体験が
沢山の気づきをもたらします

それは友達同士のお喋りでも同じ
なのですが、そういう腹を割った話
できたらいいなと感じている方がいたら

お話しするのは体験だけど
伝えたいのは当たり前の日々が特別で
奇跡の瞬間の積み重ねということ

それを通して聞いてくださった方も
ご自身の魂の声に気づいていただく
お手伝いができたらいいなと思います



















*
料金ははっきりと決めていません
時間もざっくり1〜3時間くらい
お互いの都合でと思います
交通費や運営費として3000円
プラス受けてくださった方が
このくらいと思った金額をお願いします
これくらいの価値と思った額でも
私を応援するお気持ち分ドネーションでも

これは私の存在価値への試みでもあります
普段は作ったもの、食べ物、労働への
対価としてお金をいただいています

私も何か素敵なものをお迎えする時
お金を支払います

でも会えただけで嬉しい人っています
たとえ入ったカフェが普通でも
その人との時間が嬉しくて
カフェにお金を払ってでも
一緒にいる時間を愉しみます
その人を応援したい気持ちもあって
その人から作品を買いたいと思います

それは人って生きてるだけで
価値があるからだと思います
いてくれるだけでいい
あなたも、たぶん私も

それはプライスレスなのですが
敢えてお金で払って頂くことは
できるのだろうかという私の問いです

人生って、生きるって
それだけで芸術だと思います
アートの語源は

美術館へ行って作品を眺める
美しいものに五感で触れる体験に
私たちはお金を払います

もし人生そのものが芸術としたら
生きてることが表現としたら
アーティストのパフォーマンスを
見るためにチケットを求めるように
私と会う話す時間に
お金を払う人っているのだろうか

派手なパフォーマンスはしないけれど笑
私は私という人生を曝け出します
それを見てみたい人はいるのだろうか
そんな自分への問いです

今まで色々インスタに書いてきました
それを読んでくださって
興味を持ってくださる方がいるのか
わざわざ話をしたいという人がいるのか
分かりませんが、発信だけは
していこうと思っています、ふふ

基本対面でその人を感じたいのですが
遠方の方はzoom等オンラインでも賜ります

お問い合わせは
sihorigusa*gmail.com
*を@に変えて送信してくださいね


今後とも応援よろしくお願いいたします

ここまで読んでくださり
ありがとうございました






8.21.2020

自然からいただいて

 


少しずつつくっているもの


摘んできた草花を

プレスしたり吊るしたり
広げたりして
















ワックスサシェにしたり
標本カードにしたり


















植物と戯れていると
こころが安らぎますよね

だら〜んとしてしまったりして
毎日してるわけではないけど
こんな時間をもてることが幸せ

窓から木々や空をみるだけでも
しあわせだけれど




お手元に

 


西陽に包まれる

包装の時間























たったこれだけのことに
なかなか取り掛かれなかったり
時間がかかってたり
だけど

わたしの中ではすごく特別で
大切な時間だからこそ
気持ちも整えて丁寧に
心をむけたくなる


緩衝材は庭の草を摘んできたり
シワがいい感じの紙や
プラ袋も綺麗なものを
なるべくリユース

あれこれ詰めてみて
きれいに入ると嬉しくなる


















卓上が緑でいっぱいになり
好きな道具が並んでいると

なんだかわたしも幸せで
この気持ちまでそのまま
お届けできてたら嬉しいな







13 aug 2020