2.24.2016

ご案内:祝祭のお話し 春の会




立春を迎え、厳しい寒さの中にも
暖かな陽のひかりをうけて
木々の固い芽も少しずつほころんできます。
そして先日は春一番がやってきて本当に暖かくなりましたね


私たちは一年をとおした暮らしのなかに、
いろいろな喜びごと、敬いごと、また楽しいお祭りをもっています。
古来より伝えられている季節の風習や行事...
感謝すべきそれらお祝いごとの意味は何でしょう?
そのうつくしい飾りには、どんな始まりがあったのでしょう?



























春の祝祭にまつわるお話し会をご案内させていただきます。
私が3年ほど前から室礼や祝祭について
勉強させていただいている先生にお願いし
移転先にもいらしていただけることになりました。

講師の秋山瑞穂さんは、日本の祝祭と室礼(しつらい)について学び研究する傍ら
独自に人智学からの考察もおこなっていらっしゃいます。


私たちのくらしのなかで、当たり前のように行われている
しきたりや祝祭の室礼のなかに込められた本来の意味とは。
古代から行われていた儀式などについて、古代の人々の感性に寄り添って紐解いてくださいます。
また世界の祝祭のなかにも、日本のお祭りごとと共通する部分はたくさんあり
深い潜在意識で人類はつながっていることがわかります。





















今回は、春分から旧暦3月3日の桃の節句までの時期におこる働きを
世界の春のまつり、復活祭などとの関係と人智学的な観点もまじえてお話しいただきます。
(内容は若干変更になる場合があります)



瑞穂さんのお話の魅力を言葉でお伝えすることは難しいのですが
室礼から土着の信仰や儀式、世界の祝祭と人智学にまでおよぶ幅広い知識と
深い洞察、そして癒しもほどこされるような得難い体験だと思います。

近代的なテクノロジーも情報もなかった時代、
自然は恵みを与える存在でもあり、また時に荒々しく危険に満ちたものでした。
人々にとって生命の、暮らしの全てだったに違いありません。
自然を恐れまた敬い、霊的な存在を信じることはそのような環境の中で生まれてきたのです。
瑞穂さんの語りに引き込まれ、先人の祈るような思いを身近に感じることができました。
祝祭のなりたちを知ることで、わたしたちが行っている祝祭もまた
単なる風習でおわることなく、くらしの中に息づいていくのではないでしょうか。
全ては心を盛ることにより、恐るべき智恵をもって宇宙を引き寄せ、温かく美しい儀式となります。


ご興味のある方には是非お話を聴く機会を持っていただきたいと思っています。
今回は都合が悪いけれどもお話を聴いてみたい  という方はご一報いただけたら嬉しいです。
どのくらいの方が興味を持ってくださっているのか知りたいのと
次回、参加してみたい方のご都合を伺った上で、
お話会(または勉強会)の日程をもうけたいと思います。



講 師:秋山 瑞穂さん
室礼三千 http://www.shitsurai.com/ 

基礎科、専科、研究会修了後、桃の実会所属。室礼三千専任講師。
ANAエアバス部月刊紙「Le Airbus」2012年2月~12月文化コラム寄稿。
伝統行事の由来やモノやコトのその奥に秘められた精神
性、
自然を慈しみ寄り添う柔らかな日本古来の世界観を紹介されています。



































ここに掲載した写真は、以前の桃の節句の講座の様子です。
お料理、しつらえは違うものになります。
以前のお月見の祝祭勉強会でのお料理の様子をご覧いただけます。
一例として参考になさってください。



祝祭のお話し 春の会
開催日:2月29日(月)
時 間:お話10:00〜12:00
    直会12:00〜13:00(お食事をともにしながらシェアしたり自由にお話いただけます)
場 所:栞  草 (相模原市緑区、JR中央本線  相模湖駅よりバス5分)
    お申し込みの方には詳細をお知らせします。車でいらしていただくこともできます。
参加費:2500円(お話会、ヒトミズ野菜のお食事つき)
    まだ暫定ですが経費や講師交通費などの経費によって少し上がる場合があります。
   (直会に出られない方は割引いたします)




またローチョコレートのワークショップに
たくさんの方に興味をもっていただきありがとうございます。
日程のご都合がつかず参加できないというお声をいただいたので、
もしご希望の方がいらっしゃれば、2回目を開催いたします。
ご都合を伺って日程を決めますので、参加してみたいという方はご連絡ください。

連絡先:
sihorigusa@gmail.com


ご覧いただきありがとうございました。



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