4.01.2016

栞草の手しごと
































四季折々に
こんなものがあったらいいな
と思うものをつくっています



それは
大小さまざまなリネンの袋であったり
手足をあたたかく包んでくれる
羊毛のルームシューズや手編みのミトンであったり
ふと道端でみつけた草花の押し花カードであったり
お店に好みの雰囲気のものが見つけられなくて
みぢかなものでつくったアクセサリーであったり
大好きな毛糸の靴下の繕いであったり
よい香りのボディオイルであったり
ほんとうにさまざまです



ほとんどのものは
自分でつくり方を調べたり
手先の器用な方に教えていただいたりして
素人ながらにつくってみます
何度かつくっていると
下手なりにコツも掴んできます



むかし 農家の人々がお百姓さんと呼ばれていたころ
人々はそうやって
暮らしに必要なものを生みだしていました
高い技術や特別な道具を必要とするものだけ専門の職人にまかせて
あとは食べ物も着るものも 道具も家具も 畑も家屋も
自分たちで創り出してきたのです
そのようなお百姓さんの手しごとにつよく惹かれます

何かの専門家ではないけれど
専門家にはなかなかなれないけれど
お百姓さんのように
日々の生活のなかに 手しごとが息づくような暮らしをしたいです


栞草のワークショップ
今は必要なものがあったら
自分で作るよりも早く 安く

なんでも手に入れられるようになりました

けれども自分で作ったときの 満足感 よろこびは
うみだされたその物とともに
何ものにも代えがたいたからものになりましょう


必ずしも必要でないものを  つくらなくてもよいものを
自分の手でうみだすよろこび
それが可能な時代に生きてることに 感謝するとともに
そのような手しごとの世界にかかわれることを
幸せとおもいます

そしてそのような幸せな時間を
同じように感じる人と  ともにできたら嬉しいです

ワークショップでは、技術を教えるということよりも

手をうごかす楽しみを  皆で共有することを目的に
くつろいで作業できるような空間をしつらえ
なにかを一緒につくる会を開いていきたいと思います。

時には高度な技術をもった専門家の方におこしいただき
手しごとにまつわるお話を伺いながら
心をこめて作品をつくる会も



栞草のおみせ

栞草にはまだ実店舗もネットショップもありません
何かつくった その時々に
instagramやブログでご紹介するような
まだまだ小さな活動ではありますが
栞草の想いがつまったものをお届けできたらいいなと思います

専門家がつくったような作品ではないし、数も少ないけれど
くらす人として 工夫を凝らしてつくったものたちを
ご紹介していきたいです

もちろん高度な技術と専門知識
そして他の人には真似のできない感性をもった
作家さんや職人さんの作品も
ご紹介できる機会があったら嬉しいです。


どうぞよろしくお願いします。






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